台湾、タイ、日本……いま、アジアのスペシャルティコーヒーが密かに熱い!?

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「スペシャルティコーヒーの産地はどこですか?」と聞かれて思いつくところはどこでしょうか。

 

アフリカなら「ケニア」や「エチオピア」、南米なら「ブラジル」や「ボリビア」、中米なら「コスタリカ」や「パナマ」など、スペシャルティコーヒーをよく飲む方であれば、いくつかの産地が思いつくでしょう。

 

それでは、アジアはどうでしょうか? 

 

一番ポピュラーなのはインドネシアで少しマイナーなところでインドのスペシャルティコーヒーぐらいですが、そのほかに思いつく産地はあるでしょうか。実は、最近アジアでもスペシャルティコーヒーが続々と生産され始め、少しずつその姿を見せ始めているのです。

 

要注目!? アジアのスペシャルティコーヒー

当店もお客様からコーヒー豆をお土産でいただくことがあるのですが、よくあるのは、オーストラリアやイギリス、アメリカのロースターで購入されてきたようなコーヒー豆。

 

ただ、よくあるとはいえ、こうしたお土産はもちろん嬉しく、海外のロースターやバリスタなど「消費国側」の状況をリアルタイムで知る貴重な手がかりなので、非常に勉強になっています。

 

アジアのコーヒーただ、こうしたコーヒー豆とは違う方向で、最近面白いコーヒー豆をいくつかいただくことがありました。それが、「台湾産のスペシャルティコーヒー豆」「タイ産のスペシャルティコーヒー豆」です。

 

「タイや台湾でローストされたコーヒー豆」ではありません。「タイや台湾で生産されたスペシャルティコーヒー豆」です。

 

いったい何が驚きなのか?と思われるかもしれません。実際、気候条件的に言えば、どちらもコーヒー豆を育てられる環境ではありますし、タイなどではロブスタ種(缶コーヒーやインスタントコーヒーによく使われる品種)のコーヒー豆が盛んに育てられてきました。

 

ですが、注目すべきなのは「地理条件的(標高の高い山が無いなど)に品質のいいコーヒー豆を作るのは大変な地域で、スペシャルティコーヒーと呼べるコーヒー豆が生産され、市場に出回るレベルで流通していたこと」です。

 

特に、タイや台湾はラテアートの世界大会の優勝者や、ドリップチャンピオンなどがいる”コーヒー先進国”でもあります。そんな立派な“消費国側”でもコーヒー豆が生産されるようになったのは、非常に面白いできごとです。

 

正直なところを言えば、品質だけを取ると、まだアフリカや中米、南米のトップクラスの高品質なスペシャルティコーヒーほどの酸味・甘さの質・クリーンさ・フレーバーなどはありませんが、それでも十分にスペシャルティコーヒーと言っていいレベルのコーヒー豆

 

まだ日本国内まで流通する生産量ではないので、今すぐにアジア圏のいろいろなスペシャルティコーヒーを飲めることにはならないでしょうが、アジアは今後要チェックのエリアと言っていいでしょう。

 

日本産のスペシャルティコーヒーとは?

また、ある意味でもっと要チェックの国がアジアにはあります。

 

私たちの住む国、日本です。

 

CQI以前から、日本の沖縄などではコーヒー豆が栽培されていましたが、つい先日、コーヒー品質協会と呼ばれる団体によって、沖縄のコーヒー豆がスペシャルティコーヒーの認定を受けたというのです(SCAA基準で84.67点)。

 

スペシャルティコーヒーに日本から初認定 沖縄の徳田さん夫妻

 

生産量自体が非常に少ないために市場に流通もしておらず、すぐに飲用として広まりはしないかもしれませんが、間違いなく面白い事例です。

 

カフェ雑誌や新聞などのメディアでも少しずつ注目を浴びているようですし、今後も動きをチェックしておくべきエリアの一つでしょう。

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