好みのコーヒー豆の選び方!種類?産地?焙煎?どうやって探せばいいの?

コーヒー豆の種類や味はほんとうに多種多様です。

 

特に、スペシャルティコーヒーの登場以降、「同じ国でも、あるいは同じ農園のなかですら、同じコーヒー豆は存在しない」という考え方がバリスタやロースターのなかでは一般的になってきており、初心者にとっては、コーヒー豆の選び方すら分からない状況になってきています。

 

そこで、今回はあくまで大ざっぱにですが、「これからいろいろなコーヒーを飲んでみたい!」という初心者に向けて、コーヒー豆の選び方についてご紹介していきます。

 

注目するべきポイントは、「産地」「精製方法」「焙煎」です。聞きなれない単語もあるかもしれませんが、これを知るだけでグッと好みのコーヒー豆を見つけやすくなるので、コーヒー屋さんに行く前に少しだけ知っておくといいかもしれません。

 

産地によって選ぶ

世界地図最初にも触れましたが、最近では、「同じ農園のなかですら育てる場所によって味が異なる」という考え方が浸透してきているため、農園どころか「〇〇の産地はこの味」とは簡単に言えなくなってきました

 

ですが、それでも初心者にとって、「コーヒー豆は飲んでみるまで味が分からないよ」というのも不親切なもの。

 

そこであえて、産地別でコーヒー豆の特徴を分けてみたいと思います。

 

あくまで目安程度ですが、コーヒーの産地ごとの傾向を分けるとすれば、大きく4つのエリアのコーヒー豆に分けられるでしょう。ただし、ここではあくまで”大ざっぱな地域差”だけをお伝えするので、これに当てはまらない産地の豆や農園の豆もあることをご了承ください。

 

南米(ブラジルなど)

酸味が弱く、甘さが強いバランスの取れたコーヒー豆が多い。とりあえず無難にすすめやすいコーヒーが多いため、迷ったときはとりあえずコレというコーヒー豆。たいていのコーヒー屋には置いてあるはず。

中米(コスタリカやコロンビアなど)

酸味はありますが、柔らかい酸味のため、全体的に強い仕上がりのコーヒーというより柔らかい仕上がりのコーヒー豆が多い。初めてコーヒーを飲む人や女性におすすめ。

アフリカ(ケニアやエチオピアなど)

フレーバーや酸味が強く、ハッキリとしたコーヒー豆が多い。分かりやすい特徴を持っているため、好きな人はとても好きになるエリア。

アジア(インドネシアやインドなど)

個性的でしっかりとした男性的なコーヒー豆が多い。土っぽかったりとユニークな特徴を持つので苦手な人もいますが、ガツンとしたコーヒーが好きな人におすすめ。

 

とりあえず、この4つの分類を知っておくだけでも、好みのコーヒー豆をグッと見つけやすくなります。この特徴を読んで、「自分に合っているかな?」と思うものをコーヒー屋さんで探してみてください。

 

精製方法で選ぶ

あと、産地から少しステップアップして、精製方法で選ぶのもアリです。

 

コーヒーチェリー精製方法とは、コーヒーの果実(コーヒーチェリー)からコーヒー生豆にしていく方法のこと。精製方法によっても、コーヒーに出てくる味や特徴はまったく変わってきます

 

「精製方法なんて素人には難しそう……」と思われるかもしれませんが、最近のコーヒー豆には「エチオピア イルガチェフ ”ヲッシュド”」のヲッシュドといったように、精製方法がきちんと書かれていることが多いです。

 

好みの産地だけでなく、せっかくなら精製方法もセットで覚えておくと、好みのコーヒーを格段に見つけやすくなります。簡単に、精製方法を3つに分けて、それぞれの特徴をご紹介します。

 

ヲッシュド(フーリーヲッシュド)

キレイな酸味で、キレのあるクリーンな印象のコーヒーが多い。

パルプドナチュラル(ハニー)

柔らかく甘さのある優しい味のコーヒーになりやすい。

ナチュラル

しっかりとボディー感があり、個性のある味になりやすい。

 

たとえば、中米のパルプドナチュラルのコーヒー豆なら、とても柔らかく、酸味と甘さのある優しいコーヒーに仕上がるでしょう。南米ブラジルのナチュラルなら、しっかりとしたボディー感と甘さのあるコーヒー豆が飲めるでしょう。

 

このように、産地と精製方法はセットで考えることがおすすめです。

 

焙煎の深さによって選ぶ

少し話はもどりますが、先ほどの産地の違いの説明を読んで、「あれ、わたしが前に飲んだケニア(アフリカ)のコーヒー豆は酸味がそれほどなくて、苦かったよ?」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

実際、コーヒー豆のお好みを聞くときに、「エチオピア(アフリカ)のコーヒー豆が酸味が無くて好きなんで、それに近いコーヒー豆をください」と言われるお客様もいらっしゃいます。

 

先ほど、「アフリカのコーヒー豆は酸味が強くはっきりとしている」とご紹介したのに、これはどういうことでしょうか?

 

おそらく、一番に考えられる問題は”コーヒー豆の焙煎の深さ”です。

 

焙煎コーヒー豆は一般的に深く焼けば焼くほど、苦味が増し、酸味が感じにくくなります。逆に、焙煎が浅ければ浅いほど、苦味が弱く、酸味を強く感じやすくなります。

 

おそらく、その方が飲まれてきたケニアやエチオピアは、深い焙煎のコーヒー豆だったのでしょう。

 

コーヒー豆を焙煎するときは、「酸味があるコーヒー豆だからこそ、酸味が楽しめるよう浅めに焼こう」と考えるお店と「酸味があるコーヒー豆だからこそ、しっかり焙煎してバランスを取ろう」と考えるお店があります。

 

これは、どちらが良い/悪いという話ではなく、そのお店の好みであり、特徴です。

 

ですので、「どこの産地のコーヒー豆か?」だけでなく、「どの程度の焙煎の深さか?」も一緒に気にしていただければ、好きなコーヒー豆を探すときにもっと探しやすくなると思います。

 

最後はお店のバリスタやロースターに聞く

さて、ここまでを読んでみて、ご自身の好きなコーヒー豆を選ぶ方法は分かりましたか?

 

おそらく、まだ具体的なイメージが湧かないのではないでしょうか?

 

当然と言えば当然で、まず本当に初心者だったら、中米のコーヒー豆と聞いて国名がいきなり思いつきませんし、コーヒー豆の焙煎の深さを聞いたとしても色味だけで深い焙煎なのか、浅い焙煎なのかと判断できないと思います。

 

好きなコーヒー豆を見つけるための一番の近道は、自分の舌でいろいろなお店でコーヒーを飲んでみることです。

 

わたしたちバリスタやロースター(焙煎屋)は、いろいろとウンチクを語りますし、それぞれが「自分の出すコーヒーが一番美味しい」と思って提供していますが、最終的に判断されるのはお客様です。

 

バリスタやロースターのおススメは確実に選ぶ参考になるとは思いますが、それ以上のことはぜひカフェや喫茶店、コーヒー豆屋さんに行って、いろいろなコーヒーの味を実際に味わっていただければと思います。

 

当店でも、お客様の好みに合わせられるよう常に数種類のコーヒー豆をそろえております。ぜひバリスタにお好みのコーヒーをお問い合わせください。

 

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